【EverQuest3の噂?】EG7が2028年のリリースを目標とするMMORPGの計画を示唆
『EverQuest』シリーズのパブリッシャーであるEG7は、新しいEQはすでに構想中であると発表しました。発表はEG7のキャピタルマーケットデーのストリーム中に、CEOにより言及されました。
EG7(Embracer Group AB)は、2020年12月にDaybreak Games(旧称:Sony Online Entertainment)を買収しました。
EG7はDaybreak Gamesを傘下に置くことで、多くのゲームタイトルとゲーム関連の知識を保有し、ゲーム業界での影響力を高めました。EG7はDaybreak Gamesのポートフォリオを活用し、『EverQuest』『Planetside』『DC Universe Online』などのタイトルを今後の発展に向けてサポートし、新しいプロジェクトや拡張を推進しています。
これまでの経緯
MMORPG『EverQuest』は1999年、『EverQuest2』は2004年にローンチされました。「そろそろEQ3が出る」という噂は2010年あたりには何度もネットで話題にされ、それこそ10年以上も前から期待が高まっていると言えます。

『EverQuest Next』の開発が正式に発表されたとき、MMO業界が大きく湧き立ったのを覚えています。
TunareやLuclin、Teir`Dalなど、従来のEQの世界観を引き継ぎつつ、全く新しい設定と歴史を持つ世界。プレイヤーの行動が地形やNPCの暮らしぶりに影響を与えるというシステム。そして「プレイ感覚としてはEQ2よりもEQ1に近いものとした」という発表は”古き良きEQ”を好む人たちを喜ばせました。



そんな『EverQuest Next』の開発中止が発表されたのは2016年3月のこと。中止の理由は「それぞれのアイデアは革命的なものだったが、それらのピースを組み合わせてみると面白いと呼べるものではなく、作品としてユーザーの期待に答えられるものになっていない」というものでした。
ゲームの内容が期待できないということもあったと思いますが、当時はすでにMMOは斜陽業界で、新作の開発費を回収できるだけの収益が見込めないという理由も大きかったのではと思います。発表では「今後は既存タイトルのEQ1、2に注力していく」とも述べており、EQファンは「いい夢を見させてもらった」とそれぞれのNorrathに戻ったり、いい機会だとMMOを卒業したりしました。
EG7でのEverQuestの位置づけ
『EverQuest』は2023年現在でもDaybreak Gamesの稼ぎ頭ともいえるタイトルで、パブリッシャーであるEG7のCEOであるJi Hamも「EverQuestは最も重要なIP」と位置付けているようです。
開発中のプロジェクトについて話し合うキャピタルマーケットデーのイベントで、Ji Ham CEOは2028年の目標について言及しました。彼は冗談を交えながらも「今日EQ3を正式に発表すれば、すぐに世界的な見出しになるだろう」と述べ、EverQuestというタイトルの大きさと、世界中のファンの期待感を認識しているようです。

所感:期待はし続けたい
RPGの元祖ともいえる往年の作品『Wizardry』シリーズも長年の紆余曲折の後、新作と完全リメイクが発表されました。それは長きに渡ってシリーズを支えたファンと、不滅の名作の火を絶やしたくないというクリエイターがいたからだと思います。


『Wizardry』の復興ニュースを知って、3DMMORPGの元祖である『EverQuest』もきっと同じなのではと思いました。人はいつの時代も「あの青春をもう一度」を望んでいて、そう思う人の数と熱量が大きいと実現するのだと。
パブリッシャーがEverQuestを諦めていないこと、それどころか将来的にも重要なタイトルと認識していると発表したことは、「EQはもう終わりを待つだけの存在」ではないということだと思います。同時に「また何度目かの夢を見せられるのか……?」という不安も覚えます。
ファンにできることはひたすら待つだけです。EQファンは忍耐強いので待ち続けることは得意だとは思いますが。(笑)
