EQ LoreEverQuest

【TSSロアその1】神々の暴挙と呪い



拡張『The Serpent’s Spine』のストーリーは、プレイヤー目線ではCrescent Reachに迫るドラゴンと巨人の軍勢を退けるというものです。実はクエストで多くは語られない背景があり、そこには大昔の神々の行いが深くかかわっています。

拡張内でのロアを掘り下げる前に、前提として大昔に舞台であるSerpent Spine地方に何が起こったのかを解説します。

Veeshanの鱗

竜の女王VeeshanはNorrathから飛び去る前に、自身の力の本質の一部を胸部から取った鱗の形に形作りました。この鱗はVeeshanの子たちにとって、最も強力で重要なアーティファクトであり、ドラゴンがドラゴンたる本質を放射し、近づく者の病気を癒し、明晰さと力さえもたらします。


NorrathのドラゴンたちはVeeshanの遺物を保護するため、Broodlandsの地に古代の石、黒曜石、そして魔法を使いAshengateという神殿を建設しました。この神殿では長老のRikkukinとKessdonaにより指名された5名の守護者が、永遠に鱗を守護する役目を持っていました。その中でも最も力を持つ者がLethar the Blackというドラゴンです。

画像 -Zamより

Letharは、最初のうちは鱗の守護者として永遠の奉仕を行うつもりでしたが、次第に鱗の力を自分のものにしたいという野望を抱き始めます。そして守護者の同志だったドラゴンを配下に置き、従わなかったVergalidを拘束し拷問します。Letharと愛し合っていたSelayも逃げ出し身を隠しました。

Letharの変節が元々持っていた野心によるものなのか、Veeshanの鱗の力によるものなのかは分かりませんが、Ashengateはもはや聖遺物を祀る神殿ではなく、Letharの野望のための要塞と化しました。


Solsek RoによるTakish-Hizの滅亡

舞台となるSerpent SpineはAntonica大陸の中央を分断するように走る山脈です。この地域のすぐ南にはかつてElddar Forestと呼ばれる大森林と、そこに住むエルフの国Takish-Hizがありました。


かつて炎神Solusek Roは、Takish-Hizが美しく栄えているのを見て嫉妬と怒りを抱きました。彼は新世界Norrathの最も大きな大陸に、自分の眷属ではなくエルフが都市を築いていることが不満でした。彼は大地の背骨を湾曲させ、Elddar Forrestを含む地域を乾いた大地に変えました。これによりTakish-Hizの周りの土地は枯れ果て、砂漠化しました。

Solsek Roはこの地に二度と森が生まれないように、Magmaraugという命あるマグマを生み出します。Magmaraugの核にはSolsekの絶え間ない怒りと復讐心が満ちており、周囲の命を焼き尽くそうとしています。

Solsek Roが山脈を持ち上げたとき、ドラゴンの神殿AshengateもDirewind Criffの山頂に押し上げられ、地下に流れるマグマはドラゴン達にも影響を及ぼしました。生きたマグマの中に取り残された卵から孵ったAmbersnoutという名のドレイクは、Solusek Roのマグマと神殿に祀られたVeeshanの力と、2つの神の影響に苦しんでいます。

森を追われたエルフもほとんどが死に絶え、生き残った者も悲劇的な最期を遂げました。

Rallosian帝国と呪い

Serpent Spine地方の北部にはKrithgorという士族の巨人が帝国を築き、一帯のオーク、ノール、コボルド、ゴブリンを支配していました。さらに南に住むNokkという士族のオーガでさえ、彼らに貢ぎ物をしていました。巨人達はRallos Zekが戦争をもたらすことを望み、鉱石を集めさせ、武器を鍛えていました。

Rallosian軍団がPlane of Earthに侵略戦争を仕掛けたとき、Krithgorの巨人たちは参戦せず、オーガ達の活躍と戦争の勝利の報告を聞き、彼らの神を讃えて喜びました。しかしRallos Zekが自分たちより小さいオーガに戦争の栄光を授け、平和に甘んじているKrithgorを罵っていることを耳にします。多くの者が今からでも参戦すべきと声を上げましたが、Krithgorの王と貴族たちは自分たちに劣るオーガに追随することを良しとせず、静観を決め込みます。

やがてRallosian軍団が戦争に勝利し、そして大地の復讐の呪いがもたらされました。戦争に参加した一部のKrithgorの巨人は、Rallosの子たちが獣のように知能を失っていくのを目の当たりにし、北の帝国へ逃げ帰ります。そして傲慢にも、もし自分たちが全て参戦していたら完全に勝利し、呪いも防げていたはずだと嘯き、自分たちの帝国で暮らし続けました。

戦争の敗北から10年後、呪いはやってきました。敵であるRatheではなく、自分たちの奉ずる神Rallosの手によって。

Krithgorの王Beltronが逝去したとき、霊安室に怒号が響きました。「裏切り者ども!言葉を弄する愚か者ども!鼠のように縮こまりながら一生をかけて学ぶがいい。終わりのない戦争を知れ。汝らには永遠の闇が訪れる。汝らは自らの血統に滅ぼされるだろう!」

すると石棺の中からBeltron王がルーンの光を纏いながら立ち上がり、周囲の者を斬り殺しはじめました。斬られた者は王と同じようにルーンの光を纏って蘇り、生ける者たちに襲い掛かりました。

Beltronは虚ろな思考の中、Krithgorのすべての生者を殺せばこの呪いが解けると信じています。彼はあくまでRallos Zekに対し忠実であり、この戦争の勝利を信じながら戦いを続けています。

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